神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

地元出身のフルート奏者で、この度市内のホールで独奏会を行う 浅尾 真実さん 緑区町屋在住

公開:2016年1月21日

  • LINE
  • hatena

「特別」な場所にいつまでも

 ○…「地元の方に、もっとクラシックを身近に感じてほしい」。そんな思いを込め、2月29日にフルート独奏会を相模原のホールで開催する。当日はバッハなどの曲目を、ピアノの伴奏も交えながら美しいハーモニーで奏でる。「敷居が高く思われがちなクラシックですが、気負わずその場の雰囲気を楽しんでほしい」と来場者へ呼びかける。独奏会まで1カ月以上あるが、お気に入りのドレスを身に着け、地元で演奏できる日を心待ちにしている。

 ○…音楽好きの母の影響で幼少期から音楽に親しんだ。小学1年生の頃「キラキラして綺麗だった」という理由でフルートに興味を持つと、その艶やかな音色に魅了され、のめり込んでいった。高校生の頃には奏者への夢を抱き、昭和音楽大学へと進学。そこでは、空き時間を見つけては一人黙々と練習を行う「音楽漬け」の日々を過ごす。人一倍の努力の結果、演奏に必要な体力や技術が向上。在学中からコンクールや、演奏会で腕を披露した。小さな舞台から大ホールまで様々な会場を経験したが、「舞台の規模にかかわらず、演奏を通じお客さんと心を通わせることが何より楽しい」と、卒業後も精力的に活動する機会を重ねている。

 ○…演奏会に向けて、曲目や会場の雰囲気に合わせてドレスを選ぶのも楽しみの一つ。インターネットだけでなく、結婚情報誌にも目を通しお気に入りの一着を探し出す。2月の独奏会の衣装は「当日のお楽しみ」と、少女のようにいたずらっぽい笑顔を浮かべる。

 ○…現在、自ら演奏するだけでなく指導者の立場になることも増えたが「舞台は私にとって特別な場所。腕が落ちない限りは、舞台に立ち続けたい」と、今後も表現者としての活動を続けていく予定だ。一人でも多くの人に音楽を届けるため、そして、自ら理想とする「重厚なクラシックから、軽やかなポップまでこなせる奏者」に近づくため、日々腕を磨き続ける。

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

後藤 陽子さん

「第76回優良公民館表彰」を受賞した星が丘公民館の館長を務める

後藤 陽子さん

横山在住

2月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook