さがみはら中央区 人物風土記
公開日:2026.04.02
春季特別企画展を開催中の相模川ふれあい科学館で館長を務める 亀ヶ谷 千尋さん 田名塩田在住 43歳
生き物の面白さを後世に
○…館長に就任して1年が経った。同館は淡水魚などを中心に展示する水族館だが、獣医師としてスタートしたキャリアを生かして今年度、カルガモの展示を開始する予定。「川魚以外の生き物を増やし、川が周辺の生き物や環境を育んでいることや包括的な自然を表現していきたい」。思い付いたことをすぐ実行に移すフットワークの軽さは「嫌なものは嫌。メリットがあればやる」という、潔く合理的な人柄による。
○…麻布大学で学び獣医師の資格を取得。北海道で希少猛禽類の保護や救護に取り組んでいた際、地域住民からの理解の必要性を痛感した。「いくら『保護しよう』と言っても、地元の人が生き物についてあまり知らないから保護につながらなかった」。教育や普及の活動を「ちらっと見てみたい」と同館を運営する株式会社江ノ島マリンコーポレーションに転職。同館に配属されてからは客の反応が見える楽しさなどから、気付くと10年以上が経っていた。
○…手先が器用で、子どもの頃からものを作るのが好き。図工の授業で工作した本立てに描いた絵は「オオカミに囲まれているバッファロー」。今では同館で販売するマスキングテープなどのオリジナルグッズのデザインを手掛けている。生き物をよく知る飼育員のデザインだからこそ、デフォルメされつつも細部がリアルと好評。
○…生き物好きは父の影響。幼い頃に一緒に山や海へ行き、捕まえた魚を家で飼育。ハムスターなど動物の世話もした。「幼稚園から小学校低学年までに暇つぶしで読んだ図鑑で覚えたことが今の知識の大部分」と平然と言う。「こういう幼少期があるので、いろいろな生き物がいる面白さを後世に伝えたい」。軽やかに語った。
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