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大野北中学校出身で、今季からサッカーJ2のFC町田ゼルビアに加入した 大田 隼輔さん 町田市在住 22歳

公開:2017年2月23日

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淵野辺が生んだ「シンジ」

 ○…中学の時から描いていた夢を叶え、サッカー選手としての「原点の地」に帰ってきた。「複数のクラブの練習に参加しましたが、一番熱心に誘って頂けたので加入を決めました。なにより、プロとして地元に帰って来られたことが嬉しい」。登録ポジションはDF。「常に全力」が持ち味で大学時代は右サイドバックとして活躍した。新天地でも豊富な運動量を生かし、チームを縁の下で支えることが期待される。

 ○…実家は淵野辺。幼稚園併設のクラブで自然とボールを蹴り始めた。町田市内のクラブチームを経て、名門・桐光学園高校へ進学。高校3年時には全国4強に進出し、大会優秀選手に選出された。卒業後、さらなる成長を求め関西の強豪・立命館大学へ進むと、4年時には160人いる部のキャプテンを務めた。「自主性が重んじられる部の中でキャプテンを務め、人間的にも成長できた」。クラブは獲得に際し、その実直な人間性も高く評価した。

 ○サッカー日本代表の香川真司選手に似ていることから、あだ名は「シンジ」。最初は似ているか疑問だったが、「今は『シンジ』と呼ばれれば振り向きます」と笑みを見せる。今回、大学時代を過ごした京都を離れ、プロサッカー選手として帰郷し、多くの人から祝福を受けた。中でも一番喜んでくれたのは、淵野辺駅北口に店舗を構える飲食店の主人。息子は同級生で、昔から馴染みの店だ。「おかえり、頑張れよ」。そんな声が背中を押してくれる。

 ○…開幕戦は26日。4日後に迫った。「選手として、1試合でも多く出たい」。プロとしての自覚も芽生えつつあり、「子どもの頃、中澤佑二選手(現・横浜F・マリノス)と交流する機会があり、その優しさや勇ましい姿に憧れた。自分が子ども達の憧れとなれるよう、彼らと積極的に交流していきたい」と語る。「憧れは大田選手」。そんな言葉を夢見て、故郷で新たな挑戦が始まる。

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