さがみはら中央区版 掲載号:2018年7月19日号 エリアトップへ

市営上九沢団地で運営されている子ども居場所づくり「くすのき広場」代表の 吉澤 肇さん 緑区上九沢在住 72歳

掲載号:2018年7月19日号

  • LINE
  • hatena

地域の力で課題を解決

 ○…7年前、転入した上九沢団地は荒れていた。迷惑行為を繰り返す少年らは咎めれば反発した。対策は必要だが、彼らを排除しても根本的な問題は解決しない。朝の旗振りなどで子どもとふれあううちに気づいた。「必要なのは寄り添うこと。子どもの声を聴くこと」。そんな思いから、民生委員や市社協など各所の協力のもと4年前、“子どもの居場所”として、団地内の多目的室に小中学生が集い地域ボランティアや学生らとふれあう『くすのき広場』を開設した。

 ○…月3回、毎回30〜40人の子どもが参加。初回から欠かさずおにぎりを振舞うなど「食育」にも目を向け広場は子ども食堂としての性格も併せ持ってきた。相模原の子どもの朝食欠食率が国県平均より高いとされる中、市の呼びかけにより7月初旬、市内企業など有志からパンや飲料の提供を受け、登校前の小中学生に対し初めて“朝食会”を実施。「朝から子どもがキャッキャと、場が明るいんだよ」と目を細める。

 ○…川崎市出身。「何かしなきゃ」と常に自ら仕掛ける性分で、書籍販売の営業マンとして名を上げると一転、陶磁器を売る事業を興し、多くの名匠と交わり人を見る目を養った。「世のため人のため」と仕事に生きたが9年前、妻がくも膜下出血で倒れたのを機に引退。終の棲家と選んだ先に今度は地域の課題解決に生きる日々が待っていた。

 ○…毎日子どもとふれあうが皮肉にも実の息子二人との記憶は多くなくそれが心残りとぽつり。だが向き直ると「団地の高齢者には経験や技術を惜しみなく子どもに伝えてほしい」と熱弁。それが地域の力、地域での子育てと語気を強める。3年前に肺がんを患い体力的にも後継を渇望するが加入低迷する自治会の立て直しなど、「何かしなきゃ」は尽きそうにない。

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

笠井 英治さん

アメリカンフットボール・ノジマ相模原ライズの新主将に就任した

笠井 英治さん

緑区橋本在住 27歳

8月13日号

浅利 昌男さん

学校法人麻布獣医学園の第16代理事長に就任した

浅利 昌男さん

町田市在住 68歳

8月6日号

伊藤 忠彦さん

和泉短期大学の9代目理事長に就任した

伊藤 忠彦さん

緑区橋本在住 78歳

7月30日号

座間 千代子さん

令和2年度の消費者支援功労者表彰で内閣府特命担当大臣表彰を受賞した

座間 千代子さん

鹿沼台在住 86歳

7月23日号

青木 庸江(つねえ)さん

相模原商工会議所女性会の新会長に就任した

青木 庸江(つねえ)さん

中央在住 61歳

7月16日号

宮野 哲也さん

川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの館長を昨年12月から務める

宮野 哲也さん

淵野辺在住 64歳

7月9日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 県政の課題を問う

    県政報告Vol.44

    県政の課題を問う

    自民党県議会議員 河本(かわもと)文雄(ふみお)

    8月6日号

あっとほーむデスク

  • 8月13日0:00更新

  • 8月6日0:00更新

  • 7月30日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年8月13日号

お問い合わせ

外部リンク