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公益社団法人宅地建物取引業協会相模北支部の支部長に就任した 加藤 修さん 星が丘在住 55歳

公開:2020年6月4日

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人を一番に据える支部に

 ○…20年前に入会し、多数の役職を歴任。近年は副支部長として会を支えて来たが、新人事に伴い、役員らから強く背中を押され、このほど支部長に就任した。350社の会員を束ねる、会の扇の要を担うことに対し、「身の引き締まる思い」と、重責をひしひしと感じている。

 ○…市内で生まれ、横山で育った。県立高校の卒業時に建設業を営む知り合いの社長から声を掛けられ入社。社長からは営業する上で建築のイロハを学ぶよう促され、現場の職人たちのそばで一から建築と向き合った。それからというもの、扱う物件の施工状況や職人たちの様子を見に現場には足繁く通った。そうした経験が丁寧な仕事となって厚い信頼を構築し、今でも古い顧客から依頼を受けることも。顧客からの感謝の言葉は励みとなり、次なる仕事への意欲となっている。

 ○…仕事から離れれば、小学4年生の孫とゲームに興じることもあるが、楽しみはドライブ。以前は娘を乗せて横浜や湘南方面に出かけては、美味しいものを食べて回ったりしたこともしばしば。毎年出かける仲間との宮古島旅行も楽しみの一つ。シュノーケリングなどで透明な海の世界を満喫する。コロナ禍が頭をもたげる中、早期の収束を願うばかりだ。

 ○…運営にあたり、会員に有益な情報の共有、的確な発信に力を注ぐのに加え、イベントでのPR、献血活動などで市民に溶け込めるような支部の在り方を追求。業務発展に向けた先進技術の活用も視野に会員と歩を進めていく。それでも、「やっぱり最後は人。こんな状況だが、会員はもちろん、さまざまな人とのつながりを一番大事にする、そんな支部をつくっていきたい」。皆をまとめ一致団結し、どんな荒海も乗り越える。
 

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