さがみはら中央区 人物風土記
公開日:2022.11.10
相模原市地区社会福祉協議会の会長を務める
飯沼 守さん
光が丘在住 72歳
「地域のため」責任感胸に
○…市内全22地区の社会福祉協議会(社協)の会長が集い、意見を交換する会の会長を、2021年4月から務める。また光が丘地区社協の会長として、08年から現在に至るまで地域活動に尽力している。「地域に今ある課題を集め、解決方法を皆で話し合うのが我々協議会の役目」。ボランティア団体の支援や若い世代の地域活動の担い手育成など、「次の世代へつなぐこと」を掲げ、奔走する。
○…北海道・小樽で生まれ育つ。雪の積もる冬にはソリを自前で制作するなど、活動的な子だった。地元の高校を卒業すると、大学進学を機に大阪へ。学生運動の激化を背景に大学を退いた後、大阪にある造船会社へ就職した。相模原に住み始めたのはおよそ40年前から。「正直、初めは何もない田舎だなと思った」と笑うが、徐々に相模原の人の温かさを魅力に感じるように。「近所の人たちが気さくに話しかけてくれる。人とのかかわりが楽しい」と顔をほころばせる。子どもの通う小学校でPTAの会長になったことがきっかけで、15年前から光が丘地区社協の会長に。地域活動に力を注ぐ中、10年ほど前に設立された相模原市地区社協で会計、副会長を歴任し、昨春会長に就任した。
○…設計会社の社長としての顔も持ち、多くの船や建造物を生み出してきた。休みの日には料理をして気分転換。今はペペロンチーノに挑戦しており、「自分の思い通りの味になるとうれしい」と笑顔を覗かせる。
○…「よりフランクに『地域のこれから』を語り合える場を作りたい」と展望を描く。「地域福祉に興味はあっても、壁を感じている若い世代や企業の不安を取り除くことができれば」。地域の明るい未来を目指し、今日も街に出かけていく。
ピックアップ
意見広告・議会報告
さがみはら中央区 人物風土記の新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











