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市自治会連合会 「自治パス」PRを強化 新たに幟(のぼり)や冊子づくり

経済

公開:2023年5月25日

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自治パスの普及を呼びかける竹田会長
自治パスの普及を呼びかける竹田会長

 自治会員になるとお得がいっぱい--。相模原自治会連合会(竹田幹夫会長)が会員専用割引『自治パス』のPR強化に取り組んでいる。この春には割引などの特典が受けられる「応援店」を一覧できる冊子や、店舗に掲げる幟(のぼり)とステッカーを作成して、自治パスの普及と店舗の拡充に乗り出した。

 「自治会に入るメリットがないと加入も進まない。これまで自治パスの周知がなかなか進んでいなかったが、加入するメリットを十分に打ち出さなければいけない」と竹田会長。

 相模原市内の自治会加入率は2022年4月時点で48・5%で、10年前の12年4月時点の58・3%と比べて10ポイント近く低下した。

 こうした事態に歯止めをかけようと、検討したのが『自治パス』のPR強化。1989(平成元)年から仕組みがあったが、思うように活用が進んでいなかったという。そこで冊子と幟、ステッカーづくりを通じて、協力してもらう「自治会員応援店」を改めて募集したという。

 4月1日に完成した冊子に掲載されたのは市内195店舗。飲食店や美容室からレジャー施設、人間ドック、葬儀社、弁護士までさまざま。割引や商品のサービスを目的に利用者が増えるとあって、店舗側の評判も上々で現在では207店に拡大した。

 竹田会長によると、市内の自治会費は1世帯あたり年間2000円から6000円までが大半という。応援店の中には高額商品・サービスを扱う店舗も多く、中には数万円以上の特典を受けられるケースもあり、自治会に加入したほうが金銭的に得になるケースが少なくない。

家電のノジマ「想定超える」

 家電量販店「ノジマ相模原本店」では一部の対象外商品を除いて5%割引の特典を設定。テレビなどの高価格商品を買い求める利用者も多くなったという。豊田浩士店長は「ノジマとして地域に協力できることがあればという思いで始めた。この4月から一気に利用者が増え、予想を超える利用があり、店側としてもうれしい」と話す。

 自治パスが利用できる自治会員応援店の情報は冊子のほか、同連合会のホームページ内(「自治パス」で検索)で見ることができる。

自治パスを大々的にPRするノジマ相模原本店
自治パスを大々的にPRするノジマ相模原本店

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