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公開日:2026.01.29

ダイエー上溝店
2月24日閉店へ
街の「顔」 周囲に影響

  • 「売りつくし」ののぼり旗が掲げられた店舗前

    「売りつくし」ののぼり旗が掲げられた店舗前

 JR相模線上溝駅の西口に位置する商業施設「ダイエー上溝店」が2月24日(火)に閉店する。(株)ダイエーの広報担当者によると、跡地の活用方法や再開発の時期などは現時点では未定だという。1972年に誕生した同店は、周囲に数々の影響を与えてきた。近隣にスーパーの少ない上溝駅周辺では、今後の買い物環境への不安の声が上がっている。

 今回の閉店により1階・2階のダイエー直営部分は営業を終了する。一方、2月28日(土)に閉店することが決定した「ドムドムハンバーガー上溝店」を除き、建物内の専門店から今後の営業に関する正式発表は出ていない(1月26日時点)。(株)ダイエーの担当者は閉店理由について、イオングループとしてのスーパーマーケット事業の整理の一環であるとしている。同社は利用者に向け「約53年間にわたりお引き立ていただき、心より御礼申し上げます」とコメントした。

 同店が前身の「忠実屋」として開店した1972年当初、上溝商店街では大型店進出に反対の声も少なくなかったという。そのような中、屋上遊園地やイベント開催などを通じ、次第に地域のランドマークとして定着。上溝の「顔」とも言える存在となっていった。一方で、同店の影響などもあり周辺では精肉店や鮮魚店、青果店などの生鮮食品店が姿を消していった経緯もある。上溝商店街振興組合の鈴木崇之理事長は「生活に直結する店が減った今、大型スーパーがなくなれば街への影響は大きい」と指摘する。

 利用者からも不安の声が聞かれる。近隣に住む80代の女性は「周辺は坂道も多く、ほかのスーパーまで行くのは大変」と話し、別の利用客も「子どもの頃から利用していたので閉店は寂しい」と惜しんだ。

再編への期待も

 鈴木理事長は建物の「空白期間」への懸念を表しつつも、「駅前再編のきっかけになる可能性もある。街の将来につながるような変化を期待したい」と話す。同商店街は、イオングループの今後の動向を注視しながら地域住民への対応策を検討していくという。

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