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さがみはら中央区・緑区 社会

公開日:2026.09.17

アンダーパスに看板検討 相模原市が9月議会で答弁

  • 淵野辺立体(信号機奥にある電光掲示板に「通行注意」などが表示される

    淵野辺立体(信号機奥にある電光掲示板に「通行注意」などが表示される

 この夏、記録的な大雨の影響で千葉県と福島県のアンダーパスにおいて冠水による死亡事故が発生した。相模原市が市内のアンダーパスに注意看板の設置を検討することが9月議会の答弁で明らかになった。

 市内には11カ所にアンダーパスが存在し、9月議会で市は、現在設置が3カ所に限られている注意看板の増設を検討していくと答弁。冠水の恐れがあるアンダーパスに「冠水注意」といった看板を設置することで、平常時から注意箇所を意識してもらう狙いがある。

 さらに、近年の局地的な大雨に対応するため、内水ハザードマップを刷新する。関東地区の想定最大規模降雨である1時間当たり153ミリメートル(現在の想定比+56・5ミリメートル)を反映させたマップを、10月の公表に向けて準備しているという。

下り坂で死亡例

 市によると2021〜25年の5年間で市内のアンダーパスにおける冠水被害(人的・物的)は発生していない。ただ、台風の影響で傾斜のある国道が冠水し、1人が流されて死亡した事故が16年に発生した。事故を重く受け止めた市はこれまで、アンダーパス以外の注意箇所を含む道路冠水への対策を進めてきた。

 市ホームページでは冠水注意箇所一覧を公開。市民に注意喚起する他、大雨警報の発令時には職員がそれらの箇所をパトロールする。

 アンダーパスの入り口には「路面冠水情報装置」という電光掲示板を設置しており、最深部の水深が10センチメートルで「通行注意」、20センチメートルで「通行止め」を表示する。通行止めにする際はバリケードを設置する。

 千葉県内での事故では排水ポンプが稼働しなかったとされているが、相模原市では3カ所のポンプを年に1回点検しており、直近では問題なく作動したという。

 市担当者は「ゲリラ豪雨の際、ドライバーは無理にアンダーパスを通らないことが重要です。また、アンダーパスでなくても堀割状の坂道やくぼ地では冠水が発生しやすいので、歩行者も含めて注意して通るようにしてください」と話している。

 なお、市内のアンダーパスは次の通り。▽やすらぎの道立体(市道東橋本大山/緑区橋本)▽相原元橋本立体(市道相原宮下/橋本)▽矢掛立体交差(県道503号/中央区宮下)▽淵野辺立体(県道57号/淵野辺)▽共和嶽之内立体(市道嶽之内当麻/淵野辺)▽橋本小山ふれあい立体(市道大山氷川/小山)▽新昭和橋下(県道48号/南区当麻)▽下当麻立体(県道52号/当麻)▽南大野立体交差(市道南大野/東林間)▽相模大野立体交差(市道相模大野東通/相模大野)▽鶴の台立体交差(市道上鶴間/東林間)。

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