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公開日:2026.09.10
城山湖里地里山観光振興協議会(相模原市緑区)が東高尾山稜コースの環境整備を都に要望
城山湖里地里山観光振興協議会(柳川勝会長)は8月17日、法政大学多摩キャンパス(町田市)の学生らと共に東高尾山稜コースの環境整備について東京都に要望書を提出した。京王線の高尾山口駅から城山湖方面へ観光客を呼び込み、周辺の観光振興につなげる。
同会が要望したのは、【1】京王線高尾山口駅の駅前広場に道標と案内板の設置、【2】住宅街にあるコース入口の周辺住家との目隠し設置、【3】草戸峠や草戸山で腐食した木製ベンチの修繕や適切な休憩スペースの整備。当日は同会の柳川会長、学生、コーディネーターが都庁で要望書を手渡した。同会によると、都側は環境局緑環境課が対応し、現在は状況把握の段階で財産的な整理を進めており、具体的な取り組みはその後になるとの回答を得たという。
ハイカーに人気
同会は城山地区の自然環境を生かした観光振興のために、特産品の開発や城山湖周辺の環境整備を行っている。2025年3月に緑区が策定した観光振興プログラムに「高尾山からのハイカーの誘導に向けた取り組みを進める」と明記されたことを受け、同会は自主的に観光振興策を検討。高尾山口駅から城山湖に延びる東高尾山稜コースに着目した。
コースは高尾山の東側に位置する尾根道で三沢峠までの約4・5キロメートル。一部のハイカーやトレイルランナーには人気という。途中に城山方面への分岐点がある。同会ではコースの活性化のために現地調査が必要として、昨年8月に地域活動に参加している学生団体・法政大学しろやまふれんずと共にコースを散策。「高尾山口駅周辺にコースを知らせるものが何もない」「コースの入口が住宅街で分かりづらい」「コース全体で倒木や木の枝の落下、木の根が突き出ている箇所があり、歩きにくい」などの改善点を抽出した。
コース上に境界
さらに、地理的な問題として柳川会長は「3市の境界」を挙げる。コース上に相模原市、町田市、八王子市の境界があり、それを象徴するのが草戸山。頂上には3市の案内看板があり、それぞれの見どころが記されている。「観光に来る人にとっては、こっちが相模原で、そっちは町田、八王子というのはあまり関係がない。分かりやすく調整できたら」と観光者目線で指摘する。今回の都への要望書提出を皮切りに、今後は緑区と調整しながら、町田市、八王子市にも要望を検討したいという。
柳川会長は「ハイキングコースは安全に歩けて、眺望の良い場所があるのが基本かなと思う。コースの先には城山地区の龍籠山があり、カタクリがきれいに咲く場所もある。コースを整備することで城山の魅力をもっと多くの人に発信できたら」と話している。
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