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公開日:2026.08.27
『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 シーズン2 その2 骨粗鬆症による圧迫骨折―BKPという治療選択肢
骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折は、高齢者に多くみられる疾患です。転倒だけでなく、くしゃみや重い物を持ち上げた程度の軽い負荷でも骨折することがあります。強い腰や背中の痛みにより、寝返りや起き上がりが困難となり、活動量の低下から筋力や体力が落ちてしまうことも少なくありません。
多くの圧迫骨折は、安静やコルセット、薬物療法で改善します。しかし、痛みが強く長期間続く場合には、「BKP(バルーン椎体形成術)」が有効な選択肢となることがあります。
BKPは、骨折した椎体に細い器具を挿入し、バルーンでつぶれた骨を可能な範囲で広げた後、医療用の骨セメントを充填して椎体を安定させる治療です。骨折部の動きを抑えることで痛みの軽減が期待でき、早期の離床や歩行につながることが大きなメリットです。
ただし、すべての圧迫骨折がBKPの適応となるわけではありません。骨折の時期や状態、神経症状の有無などを総合的に判断する必要があります。また、BKPは痛みを改善する治療であり、骨粗鬆症そのものを治す治療ではありません。再骨折を防ぐためには、骨粗鬆症治療を継続することが何より重要です。
適切なタイミングで診断・治療を行うことで、痛みを軽減し、日常生活への早期復帰を目指すことができます。
次回は9月24日に掲載予定です。
■取材・協力/八王子脊椎外科クリニック(東京都八王子市万町173の1)【電話】042・655・5566【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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TEL:042-655-5566
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