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さがみはら中央区・緑区 社会

公開日:2026.09.10

相模原交通安全協会 停止一転、会員募集を再開 勧誘難航も市民守るため

  • 同協会の受付の前に立つ黛会長

    同協会の受付の前に立つ黛会長

 一年半ほど会員募集を停止していた相模原交通安全協会が9月1日、賛助会員の制度を新設して募集を再開した。運転免許更新の仕組みの変更により勧誘機会が激減しているが、「市民を事故から守るために協会の活動が大事」と判断した。

 同協会は相模原警察署の管内を中心に、通学路の見守り活動やランドセルカバーの配布、地域イベントでの交通整理など、交通安全に関わる活動を展開している。2024年度時点で会員は6万6千人ほどおり、150人ほどが見守り活動などのボランティアを担っている。

 活動の財源の大部分を占めるのが一人1500円の会費。これまでは運転免許証の更新に必要な収入証紙の販売や顔写真の撮影の際に利用者に交通安全協会の活動内容をアピールし、入会や更新を勧めてきた。

 ところが、神奈川県が進める運転免許更新のデジタル化で、警察署窓口でのキャッシュレス決済が25年に導入された。収入証紙販売による手数料収入が減った上に会員を勧誘する機会が激減し、同協会は同年2月に募集を停止した。

 会の存続が危ぶまれる中、一度は解散も検討されたが、活動の重要性や黛和衛会長の強い意志により会員募集が再開されることになった。

実質500円

 1500円の会費収入は、入会特典を勘案すると実質的には500円程度。免許更新時の写真撮影は通常1千円だが、会員は無料にしている。さらに、他の証明写真の撮影も会員には500円で行っている。

 こうした入会特典や活動の意義への理解を広めるため、同協会はホームページの制作に着手。年内には公開予定という。また、地域での交通安全教室を積極的に実施し、存在価値をアピールしていく。年会費1千円からの賛助会員枠も設け、運転免許を更新する人以外にも門戸を広げる。

 同協会の黛会長は会員になってから45年。自身の子どもがまだ幼い頃、我が事として地域の交通安全活動に取り組むようになった。活動の魅力について黛会長は、楽しさも挙げる。「交通安全というスローガンに向けて皆で一致団結して取り組むのは楽しいことでもある。楽しいことを皆でやろうという気持ち」

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