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公開日:2026.08.27
相模原市緑区の大島で住民の要望を受けて初の「音頭」が完成。9月にCD発売へ
「大島に音頭を」。3月に行われた大島・向原・小倉・葉山島地域観光振興推進協議会(通称・相模川エリア協議会)の研修講演会で地域住民から出たひと声をきっかけに、わずか4カ月後の7月、同協議会事務局長の合原(ごうはら)佳雄さんがプロデュースする「大島音頭」が完成した。9月1日(火)にCDの発売が予定されている。
合原さんの知人であり「ハマサンバ」「ひとり本牧」などで知られる中川淳さんが作詞を担当。作曲、編曲は中川さんが普段から共に楽曲制作を行っているメンバーが務め、歌唱は演歌歌手の坂本幸子さんが担当した。
曲調はどこか懐かしい音頭調で、地域のイベントなどで踊りやすい仕上がりとなっている。
3月の研修講演会で中川さんが講師を務めた際、地域住民から「大島の音頭を作ってほしい」という要望があった。合原さんは「大島が盛り上がれば」と、早速中川さんに正式依頼。合原さんが指揮を執って制作を進め、約4カ月で完成にこぎ着けた。レコーディングでは合原さんもコーラスとして参加。「誰でも聴けるように」とCDリリースを決めたという。
合原さんは演芸サークル「大沢ひょっとこ笑福会」の代表としても活動しており、同会の加藤万里子さんが「大島音頭」の振り付けを考案。同会は9月21日(月・祝)に鳥屋地域センター(緑区鳥屋)のイベントで「大島音頭」を初披露する。
二つ返事で
作詞を手掛けた中川さんは、大和市の在住。子どもが小さい頃に上大島キャンプ場などを利用したことがあり、3月の講演会で数十年ぶりに来訪した。「改めていい場所だ」と感じ、二つ返事で依頼を承諾。歌詞には「清流の里」「望地弁天」「ホタル」など、周辺の自然にまつわる言葉を数多く登場させた。
さらに、中川さんは講演会の中で、地域住民がお互いに助け合っている印象を受け、『支え合い』などのフレーズを歌詞に取り入れたと話す。中川さんは「この曲を通じて、より一層助け合っていけるような地域になってほしい」と思いを語った。
盆踊り減再興目指す
相模川を中心とした大沢地区には昭和初期に誕生した「大沢音頭」と昭和50年代に生まれた「九沢音頭」の2つの音頭があるが、盆踊りの減少に伴い、現在では耳にする機会が少なくなっている。大島観光協会の吉村幸弘会長(兼同協議会会長)によると、大沢地区では10年ほど前まで5カ所以上で盆踊りが行われていたが、踊り手の後継者不足などにより、現在は長徳寺とJA相模原市大沢支店のみでの開催となったという。吉村会長は「大島音頭を通じて住民同士の交流が増え、盆踊りが再び盛り上がっていけば」と期待を寄せる。
今後は大沢ひょっとこ笑福会の活動を中心に、地域イベントなどで同楽曲を広め、子どもから高齢者まで幅広い世代に親しんでもらうことを目指す。
CDには表題曲、カラオケ、お囃子入りカラオケの全3トラックを収録。CDショップで取り寄せができるほか、合原さんへの直接の注文も可能。問い合わせは合原さん【携帯電話】090・2243・4103へ。
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