相模女子大学・相模女子大学短期大学部(文京/風間誠史学長)は8月11日、神奈川つくい農業協同組合(JA神奈川つくい/中里州克代表理事組合長)と津久井地域の農業振興や地域活性化などの発展を目的とした産学連携に関する協定を締結した。
2016年度から津久井都市農村交流協議会の一員である同組合と授業連携を進めてきた同大学。人間社会学部社会マネジメント学科の学生らが同組合の直売所「あぐりんずつくい」で販売実習や現地調査を行ったり、アイスや煎餅のコラボ食品の開発を手掛けるなど交流を重ねてきた。今回の協定は、これらの連携実績をさらに強化することが目的で、「農」「食」を通した地域活性に双方が持つノウハウや情報を相互活用し、より効率的・効果的に事業展開する内容が策定された。
8月11日に相模女子大学で行われた調印式では、中里代表理事組合長が、「女子大で地域貢献度ナンバーワンの相模女子大と協定を結べて嬉しい限り。学生は田植え体験や収穫体験にも参加してくれている」と挨拶。同大の風間学長は、「カリキュラムの中に『地域と連携していく』とあるくらい、地域との交流を大切にしている。交流を通して市全体が発展することをめざしたい」と話した。
今年度はキャッチコピー作り
今年度は、授業内であぐりんずつくいのキャッチコピーやブランドメッセージの作成が課題として設けられている。コロナ禍で実際に訪問することは難しかったが、学生らは会議ツール「zoom(ズーム)」で職員らに同販売所の特長をヒヤリング。秋頃に3密に気を付けながら現地調査を行い魅力を洗い出し、年明けにキャッチコピーの選定に入る予定だ。
同大連携教育推進課の担当者は、「先に授業での協力関係があり、包括的な協定締結に至るのは、本学らしい経緯。これにより、同科のみならず、他学科とJA神奈川つくい様との産学連携も図っていけるのでは」と話した。
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