相模原市中学校駅伝大会が10月23日、ギオンスタジアム周辺コースで行われ、相模原中等教育学校の陸上競技部が男女そろって優勝に輝いた。昨年に引き続く優勝で、2連覇を達成し同校初の快挙を果たした。
第43回男子駅伝には市内21校が出場。男子は6人で襷をつないだ。中等は1区を陸上部部長の清田康貴選手(3年)が走り、トップで通過。2区から4区まで順位が変わるレースとなったが、4区で1位通過すると、5区の杉山哲太郎選手(3年)が区間首位で走り抜け1位をキープ。最後はアンカーの田代空選手(2年)がねばり、優勝をつかんだ。
昨年は区間新記録を達成した小野竜之介選手など先輩の活躍が目立った。清田部長は「昨年は先輩の力で勝ったが、今年は自分が引っ張る立場で優勝できてうれしい。全員が力を発揮して1位が取れた」と喜びを表した。下級生に対しては「来年は3連覇を目指してほしい」と話した。
第36回女子駅伝には19校が出場、女子は5人で競われた。1区は同部駅伝女子主将の吉村こころ選手(3年)が走った。区間2位で通過すると、3区の遠藤真惟子選手(3年)が区間賞で2位をキープ。4区でトップに立つと、アンカーの内藤瑠菜選手(3年)がねばり、トップでゴールを駆け抜けた。
昨年の女子チームは一度も一位の座を譲らず圧勝した。吉村主将は「個人としては不安だったが、チームとしては成長したと思う。優勝できたのが大きい。今回はチーム力で勝ち取ったと思う」と振り返った。佐良土雪野顧問は「はらはらしたけど、優勝できて良かった」と話していた。
この結果により出場資格を得たチームは11月6日に、横浜八景島・海の公園周回コース(横浜市)で行われた県中学校駅伝競走大会に出場した。男子は34位、女子は28位という結果だった。
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