相模原駅北口開発に疑問 意見広告 貧乏の連鎖を断ち切る【1】 自由民主党相模原市支部元幹事長 ぬまくら孝太
ぜひ小田急線を
平成26年(2014)、相模総合補給廠北側の返還に伴い小田急多摩線線路用地として2ヘクタール(6千坪)が先行返還され、その後15ヘクタール(4万5千坪)が国に返還され、この返還跡地を含めた相模原駅周辺地区のまちづくり計画が進む。
市制施行68年の変遷の中で、横浜線の複線化、京王線橋本駅乗り入れなど、鉄道は市の発展に大きく貢献したことは事実であり、私の知る小川市政、加山市政も鉄道交通の利便性向上に尽力し、残された課題として小田急多摩線の相模原駅乗り入れおよび上溝駅延伸促進に市民団体、自治体が一体となり早期実現に向け取り組んできた。
なぜなしで進める
しかし本村賢太郎市長は、この開発計画を小田急電鉄が参加しない中で進めているのは何故か。すでに小田急多摩線相模原駅乗り入れおよび上溝駅延伸を放棄した証拠と捉えるべきである。
私なら、全市をまたぎ持続可能な都市経営に不可欠な安定財源である住民税・固定資産税の確保のため、小田急電鉄が納得する多摩線乗り入れ可能な整備計画を提案する。
人口減少時代を迎え、山間地まで拡大した都市化は縮小し今後、地域差が際立つことは明白で、本市の東京圏での未来は取り組み方次第で大きく変わる。多摩線乗り入れを実現し交通利便性の向上による周辺地域の活性化を図ることで人や企業に選ばれる都市として持続可能な財源と資産を次の世代に引き継ぐことができる。次号へ続く
沼倉孝太
TEL:042-752-5266
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