戻る

さがみはら南区 ピックアップ(PR)

公開日:2023.06.15

シリーズ〜新ゆりドクター通信〜
本当は怖い鼠径(そけい)ヘルニア
三成会 新百合ヶ丘総合病院

  • 消化器外科力石 健太郎 医師

 「鼠径ヘルニア」は、一般に「脱腸」と呼ばれています。立ち上がった時やお腹に力を入れた時に、足の付け根(鼠径)が膨らむことが特徴です。痛みを伴わないことが多く、手で優しく押すとお腹の中に戻っていきます。

 しかしながら、ときに脱出したまま戻らなくなってしまうことがあり(「嵌頓(かんとん)」といいます)、腹痛・嘔気・嘔吐などの症状が出現します。万が一嵌頓してしまった場合には、緊急手術が必要になってしまいます。

 鼠径ヘルニアの治療法は手術しかありません。近年は腹腔鏡を用いた手術が主流です。所要時間は約1時間で、数日間の入院で治療することが出来ます。

 鼠径ヘルニアは、嵌頓する前に治療したい病気です。脱腸を自覚したら、まずは病院を受診してください。

新百合ヶ丘総合病院(2023年6月)

川崎市麻生区古沢都古255

TEL:044-322-9991

http://www.shinyuri-hospital.com/

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら南区 ピックアップ(PR)の新着記事

さがみはら南区 ピックアップ(PR)の記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS