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土器2点が市文化財に 大日野原遺跡から出土

文化

掲載号:2019年10月17日号

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今回出土された土偶付深鉢形土器(上)と人体文深鉢形土器(下)
今回出土された土偶付深鉢形土器(上)と人体文深鉢形土器(下)

 相模原市教育委員会は、「相模原市文化財の保存及び活用に関する条例」に基づき、考古資料1件(員数2点)を9月30日付けで、「指定有形文化財」として指定した。この結果、市指定文化財は64件(市登録文化財は79件)となった。

 今回、市文化財に指定されたのは、大日野原遺跡出土の土偶付深鉢形土器と、人体文深鉢形土器。澤井にある大日野原遺跡は、関東山地南部の山間地ながら沢井川右岸の標高250〜280mにかけて約33haの広がりを持つ台地上に展開する集落遺跡。古くからこの台地の畑では、縄文時代や平安時代の遺物が多数採集されており、今回の土器も耕作中に発見されたものだ。

 土偶付深鉢形土器は屈折した底を持つキャリパー形(写真)で高さ42・2cm、底部内面には被熱による炭化物が認められる。土偶が土器の口の一端に座り込んで、常用的な調理具の内側にあたかも視線を投じるような稀有な造形で表されているのが特徴だ。

 人体文深鉢形土器は胴部中央がやや張り底部へ向かって徐々にすぼまる円筒形で高さ25・5cm、全体の約半分を欠いている。現存部のほぼ全面には、縦方向の区画文の中に両手に3本指を持つ人形様の彫塑的な造形模様が配されている。

 市文化財保護課では「両土器は、縄文文化が最盛期を迎える中で、中期縄文人の精神像が見事に表出されたものと理解され、相模原市の先史時代を代表する極めて歴史上学術上価値が高い文化財」と説明する。
 

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