9月に茨城県で行われた「第74回国民体育大会水泳競技大会」成年女子400m自由形で優勝した西橋本在住の小堀倭加さん(19)が11月21日、母親の幸子さんと市役所を訪れ、鈴木英之教育長に成果を報告した。
小堀さんは、小学校1年から高校卒業時まで相模原ドルフィンクラブに在籍し、旭中学時代は200m背泳ぎで全国2位に。湘南工科大学附属高校1年時に自由形に転向。中・長距離を主戦場に国内外の大会で優秀な成績を収め、今年4月の日本選手権では1500mで初優勝を飾った。現在は日本大学に在籍し、1年ながら日本学生選手権(400・800m)やユニバーシアード競技大会(800・1500m)で優勝。9月に日本水泳連盟が発表した2019年下期のナショナルチームにも名を連ねる。
国体では昨年一昨年と女子少年共通で優勝した400m自由形に出場。大会新記録で見事3年連続の優勝を果たした。小堀さんは「思っていた以上の結果が残せた。競泳の中で最初の種目で、神奈川県に良い流れがつくれた」と結果を報告。鈴木教育長は「市民として誇りに思う」と小堀さんを称えた。また来年4月に行われる日本選手権にふれ、「東京五輪選考も兼ねた大会、ぜひ頑張って」とエールを送った。
五輪出場には派遣標準記録突破が必須。小堀さんは、「(日本選手権まで)あと5カ月、しっかり練習して自信をつけたい。楽しんで過ごしたい」と抱負を語った。