食品ロスを防ぐため、イトーヨーカドーアリオ橋本店では現在、家庭で余った食材を持ち寄りまとめて福祉団体に寄付する「フードバンク」を常時受付している。
この試みは1月からイトーヨーカドーの他店舗でイベント的に実施していたのを常設化したもの。預かった食材は「公益社団法人フードバンクかながわ」に送り、必要な人たちに届けている。
募集しているのは、穀類(米、小麦粉など)・缶詰・インスタント・レトルト食品・お菓子(クッキー、せんべいなど)・調味料(食用油、醤油、味噌、砂糖など)・乾物(乾麺、海藻など)・飲料(アルコール類・みりん・料理酒は除く)。未開封(外装が破損していない)で、賞味期限が残り2カ月以上あり、かつ常温保存できるもの。
「買い物前に食材のストックを確認することがあるかと思う。食品ロスを減らし、支援が必要な人に届くよう、買い物ついでに立ち寄って欲しい」と同社担当者は話す。持ち込みは午前10時から午後10時まで、アリオ橋本1階同店サービスカウンターへ。