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さがみはら緑区 教育

公開日:2023.03.30

「ありがとう 鳥屋小」
最後の卒業生が巣立ち

  • 卒業証書を読み上げる岸校長と神妙な面持ちで臨む児童

 市立鳥屋小学校(岸和彦校長)で3月22日、最後の卒業式が行われた。

 同校は、来年度から近隣にある市立鳥屋中学校と統合し、小中一貫の義務教育学校「鳥屋学園」としてスタート。今年度が鳥屋小として最後の卒業式となった。

 当日は大きな拍手の中、8人の卒業生が体育館に入場すると、岸校長から卒業証書を順に受け取っていった。児童は証書を受け取ると、一人一人が感謝の言葉を述べ、将来の夢や希望について話していった。岸校長は「鳥屋小のラストイヤーの最上級生として、皆の憧れとしてさまざまな役目を果たしてくれました。たくさんの活動の中で、挑戦し仲間と乗り越えた自信と誇りを胸に、これからも夢や目標に向かって大きく羽ばたいてください」とエールを送った。

 さらに、在校生からは送る言葉が披露されると、卒業生は「本当にありがとうございました。そして、今までありがとう、鳥屋小学校」と声を揃えて感謝を伝えた。

 2日後の24日には最後の修了式が行われ、在校生も慣れ親しんだ校舎に別れを告げた。岸校長は「この1年間やってきたことは良い思い出。最後に児童が心を込めて歌った校歌はすばらしくて感動した」と話した。

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