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公開日:2011.05.26

体操の妖精現る
内山由綺さん(南中)全日本大会で10位

  • 内山由綺さん(左)とお母さんで監督の玲子さん(20日・市役所で撮影)

 町田市立南中学校2年生の内山由綺さんが4月23日、24日に行なわれた第65回全日本体操競技選手権大会に出場し、五輪選手の鶴見虹子、世界選手権大会で大活躍した田中理恵両選手らと競い合い、見事10位となった。



 大快挙を成し遂げた内山由綺さんが体操を始めたのは、体操でインターハイに出場したお母さんと姉の影響から小学1年生。一緒について行っていたスポーツクラブで「トランポリンがやりたかったから」と笑う。



 体操の魅力を「完璧にできるとうれしい」とあどけない顔で話すが、先日の全日本大会では大学生、社会人、五輪経験者など国内一流の選手が演技するなかで、跳馬は鶴見選手より高得点を出し、得意の段違い平行棒では初日で田中選手の得点を上回った。



 「ビュッ!とするのが好き」と段違い平行棒を表現する。「ジェットコースターみたい」。



 所属はスマイル体操クラブ。特定のクラブではなく、練習はお母さんの玲子さんと二人三脚で行なっている。市内外で体操ができる場所を探すのも一苦労だという。



 6月に行なわれるNHK大会の成績と今回の成績の合計で12位以内に入ると全日本の強化選手に選ばれるが、ロンドン五輪は年齢制限のため出場することができない。



 「夢はオリンピックで金メダル」。5年後のリオデジャネイロ五輪を目指す。

 

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