玉川大学(小原芳明学長)は7日、オーストラリア・ビクトリア州の3大学と留学プログラム提携に関する調印式を同国大使館(港区)で行った。この提携で同大の教育活動がより整備される。
玉川大学は来年4月に「観光学部観光学科」を新設(文部科学省に届出中)することを受けて、留学プログラムを充実させ、教育活動環境の整備を図った。
観光学部では2年次後半からの海外留学が必須となり、観光の観点から英語教育に力をいれている。同学部で学ぶことの特色を「観光学に加え、『英語力』と『情報力』を学び、実践することが強みになる」との考えから1年次から留学するまでの1年半は毎日の必修科目として英語に触れる機会を作り徹底した英語教育を実施する。
調印はディーキン大学、スウィンバーン工科大学、ビクトリア大学間で行われた。
調印後には、玉川大学フォーラム「グローバル時代における観光人材の育成」も開催され、在大阪オーストラリア総領事のクリストファー・リース氏、観光庁長官の井出憲文氏、国連・世界観光機関アジア太平洋センター代表の浅沼唯明氏がそれぞれ講演した。
リース氏は、日本の多種多様で豊富な観光資源とユニークさを生かすための要望や課題を解決する必要性のほか、日本には観光に関する英文による情報量の増加が求められていると指摘し、そうした観光資源を活用できる「観光人材」の資質とその育成の重要性を語った。
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