神社マップで地域連携 旧鶴川地区の9社が発行
鶴川地区の9つの神社の詳細が掲載されている地図「町田市鶴川地区神社めぐり」が発行される。旧鶴川村地区で古くから親しまれてきた地元の神社を今後も身近な存在として知ってもらおうと1年がかりで編集作業が行われた。
旧鶴川村には9つの神社があり、古くは平安時代の877年に勧請された熊野神社(三輪町1925)と椙山神社(三輪町1618)が最初と言われている。
今回の制作には町田市鶴川地区九社連合(井上爽会長)が中心となり、町田市観光コンベンション協会などが協力して行われた。「大勢の方に足を運んでもらえるような情報を掲載しました。ぜひお越しください」と呼び掛けている。
地図はB4版の大きさで片面に地域の地図とともにバスでの行き方が記載され、もう一方の面には、各神社の祀られているご祭神や、由緒などが紹介されている。発行は2万部。
記載されている神社は飯守神社(真光寺町189)、小野神社(小野路町885)、春日神社(大蔵町2822)、熊野神社、神明社(広袴町444)、椙山神社、能ヶ谷神社(能ヶ谷6の20の1)、野津田神社(野津田町2319)、八幡神社(金井町2686)の9社。
旧鶴川村では、各地区に1社の割合で神社があり、地元の氏神様として、祀られてきた。
「最近は新たに越してきた市民が多くなり、神社の存在も知らない人が多くなりました。地域の繋がりの1つとして知ってもらえれば」と同連合。
今回の地図制作は、東日本大震災を受け、計画が持ち上がった。「住民同士の絆の必要だということを改め感じた。今回の地図もその一助になれば」と宮澤豊金井八幡神社総代長。
地図は掲載されている各神社と町田ツーリストギャラリーで8月10日ごろから配布開始。
問合せは町田ツーリストギャラリー【電話】042・850・9311、または菅原神社の池田豊彦宮司【電話】042・735・5177へ。
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