持続可能社会にむけ発足 トランジションタウンまちだ・さがみ
町田・相模原でスローで持続可能な社会を目指す「トランジションタウンまちだ・さがみ」のキックオフセミナーが18日、コメット会館で行われた。セミナーでは日本各地で行われている活動の紹介や、同団体が目指す社会などが示された。
Transitiоnとは「移行」や「切り替え」「過渡期」を意味し、「トランジションタウン」を掲げて活動している団体は日本で44地域。近隣では小金井や渋谷、藤野、葉山などがそれぞれの地域特性を生かしながら活動している。
セミナーでは、NPO法人トランジション・ジャパン共同創設者の榎本英剛氏(トランジション藤野コアメンバー)が講師に招かれ、トランジションタウンの役割や歴史、各地域の取り組みなどが紹介された。
トランジションタウンの取り組みは2006年にイギリスから始まった市民運動で、「石油資源など枯渇するエネルギーに過度に依存した社会から地域にもともとある資源を活用した社会」へ移行しようと、現在では43カ国1130市町村で活動が行われている。
榎本氏は「地域によって持つ資源は異なるもの。自然の多い地域では、その自然を活かし、また都市部では人口の多さが資源となる。藤野町では200世帯ほどが参加し雇用創出にもなっている」と話した。
『まちだ・さがみ』では今後、「周囲の人への敬意を忘れない(否定しない)、反対運動はしない(反対運動より応援運動)、楽しむ、やりたい人がやりたい時にやりたいことをやりたいだけやる」をルールとして、「地域で頑張っているNPOを応援し、地域の特性を探り、お金を極力使わない方法を模索しながら活動していきたい」と話している。
トランジションタウンまちだ・さがみへの連絡はEメールで【メール】TT-MachidaSagami-info@yahoogroups.jpへ。またはファイスブックページ(https://www.facebook.com/TransitionTownMachidaSagami)で。
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