食を通じて地域交流 ゼルビア×たがやす
現在日本プロサッカーリーグJ3で戦うFC町田ゼルビアのグループ「NPO法人アスレチッククラブ町田(守屋実理事長)」は19日、市内で援農活動などを行っている「NPO法人たがやす(長谷川紀行理事長)」と調印を結び、『ゼルビアいもづるの会』を発足した。
アスレチッククラブ町田は、青少年育成を目的にサッカー教室などを精力的に行ってきた。今回の調印は、心の育成を目的にした「feelプロジェクト」の一環でスポーツ栄養学の観点から「食を通じて、食べることの大切さや地域の役割・重要性などを伝えたい」と守屋理事長。
発足した「ゼルビアいもづるの会」は、NPOたがやすが運営する市内の小野路農園クラブを活動場所として、農業体験を実施していく。「NPOたがやす」は12年前に結成し、都市型農業という環境の中、援農活動や援農者育成、新規就農者への支援など「農業」に関する活動を行ってきた。今年から同農園クラブを利用して親子での農業体験講座を実施している。
「いもづるの会」では、現地見学・説明会を5月11日(日)に開催。参加者を募集している。入会後はサツマイモやミニトマトの定植や、ラッカセイ播種などを行い、長ネギ、ダイコン、カブなどを育てていく。秋には収穫祭も予定している。
入会費は年間6600円から。別途登録費300円。一回ごとの参加も可(1300円から)。
守屋理事長は「これまでは『食』について調理実習などを通じて成長期での大切さを伝えてきたが、食材のできる過程を教えることで、地域への関心にもつながるはず。多くの人に参加してほしい」と呼びかける。
|
|
|
|
|
|