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町田版 公開:2014年5月1日 エリアトップへ

東日本大震災復興支援チャリティコンサートに毎年参加するアーティスト 藤田恒河(こうが)さん 小山町在住 20歳

公開:2014年5月1日

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”音”で広げる人との繋がり

 ○…町田市発の2人組音楽ユニットPea・Pon・Tail(ピーポンテイル)として活動しながら個人で

作曲やCMの楽曲提供など幅広く手がける。路上ライブなど地道な活動でファンを増やし、昨年デビュー。今月10日に市内ギャラリーで行われる東日本大震災復興チャリティコンサートに出演、自宅から機材を持ち込み、音響スタッフとしてバックからも支える。

 ○…全ての”音”が音階に聞こえる「絶対音感」を持つことに最初に気づいたのは両親。2才から音楽教室に通い、3才から習ったピアノでは何度か聴いた曲がすぐに弾けるように。頭の中に常に音階が入ってくる”音酔い”に悩んだ時期もあったが「音楽で人に感動を与えたい」という夢に向け、現在までひたすら歩み続けた。念願のデビュー後の活動を「学ぶ事ばかりの1年。急激に世界が広がりました」と振り返る。「地域の人やファンの人たち、多くの人と音楽を通して繋がることができるのが嬉しいんです」と柔らかに微笑む。

 ○…昼は音大、夜はコンビニで朝までアルバイト、それ以外の時間はひたすら曲作りという生活。寝る暇がほとんどない日も多い。アルバイトは目指す曲を作るのに必要な機材を購入するため。「ここで頑張れば自分の夢にまた一歩近づける気がするんです」と忙しい生活は苦に思わない。路上ライブでファンに貰ってからはまっているというマシュマロだけを食べて大学の授業に参加することも。

 ○…アーティスト菅野よう子さんを尊敬し、活動初期は技術的な複雑さを追い求めた曲も多かった。今の目標は”シンプルで人の心に残る音楽”を作ること。「自分も音楽に助けられたんです」。音楽活動を通して、多くの人と知り合った。コミュニケーションが取れ、お客さんが笑顔になるライブは自分自身の活力にもなった。「今度は自分の”音”で人に感動、”力”を与えたい」と新たな曲作りに励む。

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