第一学院高校町田キャンパスの卒業式が3月10日、和光大学ポプリホール鶴川で行われ、43人が巣立った。
同校は不登校や高校中退を経験した生徒も多く在籍する市内の通信制高校で、地域と協力して行う様々な課外活動などで生徒の自主性を育んでいる。
当日の答辞では、「人の温もりを感じた充実した日々でした」と両親や周囲への感謝の想いが涙交じりに読まれた。また、近隣の町内会や専門学校、ボランティア団体からも生徒と関わった担当者が生徒の新しい門出の祝いに駆けつけ、交流した。
主催するアフリカ支援イベントでチラシ配りや会場設営で生徒の協力を受けたというNGOアフリカヘリテイジコミティ代表のトニー・ジャスティスさんは「みんなこれからへの期待と不安の想いでいっぱいでしょう。これまでの経験を糧に力強く進んでいってほしい」と話していた。
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