町田 スポーツ
公開日:2026.01.01
「負けず嫌い」乗り移り?快挙
天皇杯初制覇のゼルビア 先人の思いつなぐ
天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)を初制覇し=写真、町田市内に歓喜を呼び込んだFC町田ゼルビア。栄冠をつかんだ「勝ちにこだわるサッカー」の背景には市民クラブ時代からの負けず嫌いな伝統があるようだ。
ゼルビアの前身チーム「FC町田」が創設されたのは1989年。全国大会優勝を果たしていた小学生チームのトップチームをつくろうという当時の町田サッカー協会理事長だった故・重田貞夫さんの声かけのもと誕生した。90年代から東京都の社会人リーグに参戦すると順調に勝ちを重ね、着実にリーグのカテゴリーをあげていくことに。そして、上位リーグで勝てなくなると「負けられない」とより優れた選手を補強。強さを増していき、関東、全国へと進出していった経緯がある。
チームの初代監督である重田さんに次いで、FC町田を率いた菰田省二さんは「当時の町田のサッカー関係者はとにかく負けず嫌いの方が多かった。勝ちたくてそれぞれがみている小学生チームなどではさまざまな戦術を考え、刺激し合っていた。町田にはそんな土壌がありましたね」と振り返る。
また、チームの創設から関わってきた現在、ゼルビアに関わるNPO法人アスレチッククラブ町田の理事長を務める守屋実さんも「確かにチームが生まれた頃の町田のサッカー関係者は私を含め負けず嫌いの指導者が多かった。Jリーグが誕生し、町田にもプロチームをつくろうという機運が高まるなか、その期待が集まったFC町田は負けることが許されなかったですね」と苦笑いする。一方で、「当時を知るものとして、ゼルビアが天皇杯で優勝することになるとは信じられない思い。感慨深い」とも話す。
ゼルビアの黒田剛監督は天皇杯優勝にあたり、「市民クラブからここまで月日が経ったなか、先人の思いが選手たちに乗り移ったかのようにピッチ上で奮起、奮闘してくれたことをうれしく思う。ゼルビアが歩んできたこれまでのことがきょうをもって報われ、前進できたのでないかと感じている」とのコメントを残している。
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