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緩和ケアのため医療連携 「イメージ変え情報提供」

社会

掲載号:2015年9月17日号

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活発な意見が出たグループ討議(12日、町田市民病院)
活発な意見が出たグループ討議(12日、町田市民病院)

 町田市民病院は12日、「緩和ケア交流・研修会」を開催した(緩和ケア病棟運営委員会主催)。地域のケアマネージャー、訪問看護師、医師ら60人以上が参加し、同院の緩和ケアの取り組みや施設の紹介のほか、互いにできることについてグループ討議が行われた。

 「緩和ケア」とは、病気の治癒を目的にするものではなく、がんと共に生きる患者とその家族の心と身体のつらさを和らげる基本的な医療。

 町田市民病院では、南病棟開設時の2008年から緩和ケアを開始。13年には施設基準も取得した。現在、病床数は18床。利用者数は13年度が136人、14年度は162人が利用し、年々増えている。

 入棟の対象は、がんによる痛み、倦怠感、呼吸困難など身体的な症状や不安、不眠など精神的な症状を和らげる必要があると診断された人のほか、手術、化学療法、放射線治療などの積極的な治療を望まない人、積極的な治療を一時的に休止し、症状緩和を優先する人など。

 緩和ケアは、辛い症状を緩和することにより、生きる勇気や希望が生まれ、自分らしい穏やかな生活を送ることを目的にしている。また在宅でケアをしている家族に対して、一時的にケアを代替しリフレッシュを図ってもらうレスパイトケアも実施している。

 同院では、がん化学療法看護認定看護師や緩和ケア認定看護師、がん看護専門看護師らで「がん看護支援チーム」を作り、がん患者、家族が、がんとともに生活していくことができるように直接ケアし、またがん患者を支えるスタッフの困難や負担感を軽減できるように活動している。

 緩和ケアは、最期を看取るだけでなく、在宅支援にも力を入れていて、今回の交流・研修会も在宅医療を支えるかかりつけ医やケアマネ、訪問看護師ら地域医療関係者と緩和ケア病棟を持つ病院がどのような連携をすれば、患者さんに対するよりよいケアができるかが話し合われた。

 意見交換の後には訪問看護師の一人は「主治医とダイレクトで報告し合えることがありがたい」と話し、また「緩和ケアに入るまでが一つのハードルになっている。治療の段階から、緩和ケアというスタイルもあることを周知して、事前に情報提供をしていければ」という意見もあった。ほかに「緩和ケアに入ると、最期という気持ちが自分たちにあったが、今回の機会でイメージが変わった」「いつも満床だったり、高額なお金がかかるというイメージがあったため積極的に周知してこなかった。今後は選択肢として呼び掛けていきたい」などの意見も聴かれた。

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