ＦＣ町田ゼルビア
Ｊ２いよいよ開幕
初陣はセレッソ大阪

セレッソ大阪の柿谷曜一朗選手と握手する鈴木祟文選手（ゼルビア提供）

　２０１２年以来４年ぶりにＪ２に復帰したＦＣ町田ゼルビア。開幕がいよいよ今週末の28日（日）に迫ってきた。開幕戦は元日本代表の柿谷曜一朗選手が復帰したセレッソ大阪。４年前は１年で降格してしまったが、今年の目標は「Ｊ２残留・定着」。11月20日の最終戦まで42試合を戦い抜き、Ｊ２上位で終われるように一歩上を目指す。

　セレッソ大阪、京都サンガＦ．Ｃ．、東京ヴェルディ、北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉、清水エスパルスといったＪ１で活躍したチームのほかに、ＪＦＬで一緒に戦った松本山雅ＦＣ、カマタマーレ讃岐などが所属するＪ２リーグ。

　４年前はＪ２の壁に跳ね返されてしまったゼルビア。相馬直樹監督は、「我々がいるところはＪ２であることを、自分たちの力で作っていかなければならない」と選手たちにゲキを飛ばした。そして単に残留ではなく、上位を目指し一歩上を目標に戦い抜いてほしいと語った。

　新加入はＪ１の経験を持つＭＦ谷澤達也選手やＭＦ井上裕大選手、中島裕希選手らのほか、元Ｕ―23オランダ代表で昨シーズンまで清水エスパルスでプレーしていたＤＦカルフィン・ヨン・ア・ピン選手が完全移籍した。Ｊ３で最少失点だったゼルビアがさらに強力な守備陣となる。

「勝ちに行く」

　18日に行われた「２０１６Ｊリーグプレスカンファレンス」には、ＭＦ鈴木祟文選手が登壇。祟文選手は「前回Ｊ２だった２０１２年は１年で降格してしまったので、今年は最低でも残留したいです。その上で、少しでも上の順位を目指したい。開幕戦のセレッソ大阪は強いと思いますが、ただやるからには勝ちたいですし、勝ちに行きます」と意気込みを述べ、「たくさんの人に声援を送ってもらいたい」とスタジアムへの来場も呼びかけた。

チケット早めに

　28日の開幕戦はホーム町田市立陸上競技場で午後２時キックオフ。当日はスタジアム周辺で、子どもが遊べるエアー遊具のほか、屋台では「肉フェア」を開催。また人気チームのセレッソ戦ということもあり、入場者数が１万人に迫る勢いとのこと。チケットの入手はお早めに。チケットの問い合わせはゼルビア【電話】０４２・７３５・６０５０へ。