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公開日:2016.08.04

国道16号
東名入り口で渋滞緩和
町田立体開通の効果発表

  • 東名入口交差点の開通前(上)開通後(下)

 国土交通省関東地方整備局川崎国道事務所は7月28日、国道16号保土ヶ谷バイパスの町田立体本線部が4月24日に開通したことで、国道16号一般部の交通量が約3割減り、渋滞の名所として知られる「東名入口交差点」の渋滞も大幅に緩和したと発表した。

 開通前後の交通量の比較調査の時間帯は、いずれも平日午前10時台。国道16号東名入口交差点〜南町田北交差点間が対象。

一般部交通量約3割の減少

 その結果によると、開通前の一般部の交通量1日4万2300台に対し、開通後は一般部2万8700台、本線部3万1500台に分散。一般部の交通量が1日あたり約3割減少した。

 東名入口交差点では開通前の調査時に横浜方面の上りで1070mあった渋滞が開通後は解消。八王子方面の下りでも、開通前1430mの渋滞から開通後310mに減少した。南町田北交差点では、横浜方面の上りで開通前990mの渋滞が開通後の調査時は見られなかった。

 渋滞の緩和により南町田北交差点から横浜町田ICまでの所要時間は上り横浜方面で開通前の9分から開通後は3分となり、6分の短縮。国道16号一般部の大型車交通量は開通前と比較し約5割減少した。「市内通過の長距離トラックなどが本線部を通ることになり、一般部がスムーズになりました」と川崎国道事務所の担当者は話している。

生活環境改善にも効果

 国道16号に並行する八王子街道や町田街道の交通量も、迂回で通過する車両が減ったため、開通前より約1割減。南町田北交差点から救急医療施設である聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(横浜市)への所要時間は、本線部の利用で、開通前に21分要していた時間が8分となり、13分もの短縮。周辺住民の生活環境改善にもつながっている。

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