桜美林大学(常盤町・三谷高康学長)はこのほど、町田と相模原に支店を持つ西武信用金庫(中野区・落合寛司理事長)と「地域の活性化と産業の振興を図るため相互に協力し、地域社会の発展に寄与すること」を目的に、包括的連携・協力に関する協定を結んだ。12月22日には同大学長室に両者が揃い、協定書への署名、交換を行った。
双方の強み活かす
桜美林大学は2019年に新宿区百人町に新キャンパスを開設し、ビジネスマネジメント学群と大学院の一部を移転することを決めている。三谷学長は「都心に出るということは勝負に出るということ。入ってくる学生も関東圏に広がる。地域的に力強く展開し、常に新しいイノベーションを行う西武信用金庫との連携は強みになる」と話し、「また連携により、学生が教室や本だけでなく、現場でビジネスを学べる機会が創出できる」と力を込めた。
各自治体や民間企業、NPO、大学など1000を超す連携先を持つ西武信金は、これまでに19の大学・専門学校と連携し、インターンシップ就業支援などで、学生と中小企業をつなぎ、また起業を考える学生に対し投資を行っている。同信金の落合理事長は「連携を通じ、『学生の若い柔軟な発想』『教授・専門家の知識』から様々な課題を解決し、新たなビジネスを生み出せる」と話し、「留学生と海外進出を考える企業とのマッチングなど、グローバルに展開する桜美林大学ならではの連携ができる」と期待を寄せている。
両者は今後、互いの専門的な知識を活用し、地域・事業者の課題解決、地域活性化などに貢献するための連携を行っていく。
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