「自分たちが楽しく歌えるご当地ソングがあったらな〜」――。行きつけのスナックで、飲み仲間たちによる、こんな願望から一つの名曲が生まれた。その名も『町田の夜よ』。
曲の誕生からCD制作までの一連を統括したのは古家秀紀さん。本町田・弥生ヶ丘自治会で前会長を務め、都立町田高校同窓会の副会長も務めるなど地元への思いは熱く、古家さんを中心としたメンバー14人がCD制作チームのメンバーとして携わった。
演歌調の「町田の夜よ」。町田のスナックでの情景が哀愁たっぷりに歌われている。CDには「誰でも歌えるように」と、同曲のスローバージョンとそれぞれのカラオケも収録されている。
作曲・作詞を手掛け、歌を歌ったKidocoroさんは、国立音大卒で演劇活動やJAZZシンガーなどを経て、オリジナル曲の制作を行うシンガーソングライター。以前には市内に住み、市内で音楽教室を開いていたことも。古家さんの同郷で、長崎県人会のつながりで今回参加した。
ほか、作詞やコーラス、ジャケット、レーベル用の写真撮影などを、古家さんと飲み仲間である中学時代や長崎県人会の友人、遠戚などが務め、同じ町内会のデザイナーがジャケットをデザインした。さらにレコーディングやミキシング、CD・ジャケット製作には古家さんの奥さんの弟さんや、その息子たち、同級生や友人などが、その”つながり”で参加した。
古家さんは「制作期間は8カ月。思い付きから一気に形になりました。あとは、どうやって市民の人たちに広めようか考えているところです」と嬉しそうに話していた。
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