町田市少年少女発明クラブに所属する近藤菫さん(鶴川第四小6年)の発明作品が11月28日、「第61回東京都児童生徒発明くふう展」で金賞となる「東京都知事賞」を受賞した。同クラブで都知事賞の受賞は初。近藤さんの作品は他の受賞作とともに本日から9日(土)まで東京国際フォーラム(千代田区)で展示され、最終日には表彰式が行われる。
近藤さんの作品「Clean&eazy(クリーン&イージー)」は、誰でも清潔で簡単にスーパーのビニール袋が開けられるようにするもの。母親がスーパーでビニールを開けるときに苦労する話を聞いて作ったという近藤さんは、幼少期より科学に興味を持ち、元物理教師でサイエンスショーなどのイベントやTVでも活躍中の米村でんじろう先生が好きで、よく講演やイベントに参加していたという”リケジョ”だ。「誰でも簡単にビニールが開けられないか考えました。滑り止めの位置を上げ、効果をより強いものに。この作品を使えば、誰でも清潔で簡単にビニールを開けることができ、スーパーでの買い物が楽しくなります」と話すと、「これからもっと勉強して、でんじろう先生のようになりたい」と目を輝かせていた。同作品は今年1月の町田市こどもアイデアものづくりコンテストで金賞を獲り、8月には実用新案特許を取得した。
同くふう展には町田市から18作品が出品され、そのうち16作品が入選以上を受賞。これは東京都内で最多の記録。受賞作品のうち、近藤さんの都知事賞をはじめとして特別賞を獲得した4作品は来年3月に行われる全日本学生発明くふう展に出品される。
全国チャレコンは銀
からくりモーターカーの作品、走行、パフォーマンスを競う「第8回全国チャレンジ創造コンテスト」が11月25日、東京工業大学で行われ、同クラブからは地区予選の町田大会での優勝・準優勝チームが出場。快調なパフォーマンスを見せた「KOTOHA」チームが銀メダルの「NHK会長賞」を受賞した。同クラブは「過去には機械トラブルで予選落ちも経験。よく頑張った」と喜んでいた。
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