町田版 掲載号:2018年5月17日号
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特集 地域で支える認知症 みんなで関わり、やさしい街に

社会

”本人”たちが自由に話し合う場
”本人”たちが自由に話し合う場
 町田市内では、認知症の人は1万4千人を超えており、2025年には約2万3千人(65歳以上の人口の19・5%)に増加すると推計されている。認知症を抱えながら、よりよく生きていけることができるような環境の整備が必要とされ、認知症を地域で支えていくことが課題とされている中で、それに関連する活動などを紹介する。

 高齢化により、認知症の人が急増する現代。「認知症になったらどうしよう」「家族に認知症の人がいて心配」など認知症への不安は増すばかり。認知症とは様々な原因により脳の細胞が損傷を受け、働きが悪くなることで、「物事を記憶する」「言葉を使う」「問題解決のために深く考える」などの認知機能が低下し、生活のしづらさが現れる状態のことをいう。

 認知症は「いかに初期段階で治療し、進行を遅らせるか」が重要だ。気になる症状が現れたら早めに受診し、治療することで予後が変わってくる。また高血圧症や糖尿病などの「生活習慣病」の予防は認知症の予防にもつながる。しかし認知症になってしまったら、本人と家族への初期の対応がとても大切になる。早く気づく事で、今後の生活の準備ができ、治る症状や一時的なものかどうかがわかる。進行を遅らせることが可能な場合もある。また、当事者だけでなく、周囲の人が認知症をしっかり理解し、本人と家族が安心して暮らせる地域をつくることが大切だ。

本人たちのしゃべり場

 木曽東にある「まちの保健室」(NPO法人ひまわりの会/松本礼子代表)では、「認知症とともに歩む人・本人会議」が毎週決まった時間に開かれ、認知症当事者が、その週にあった出来事や日常生活の工夫、困り事などを語り合っている。

 参加者のひとり、鈴木克彦さんは「認知症だからと悲観していない。こうして生活できている。そういうことをみんなに知らせたい」と語る。鈴木さんはこれまでにも高校や施設などで講演を行い、自身の体験を話すことで認知症についての理解を広めている。まちの保健室室長の平田容子さんは「認知症と診断された人たちの思いは様々。鈴木さんのように受け入れて今の人生を楽しむ人もれば、やはり不安に思う人も。皆がそれぞれの思いを語り合い、それらを共有することで新たな発見があるはず。話すことで本人も家族も少し元気になれば」と話す。

 23日(水)に堺市民センター(相原町)で行われる「認知症サポーター養成講座」に鈴木さんたちが登壇する。認知症の人たちが、どう生きて、何を求めるかを知る良い機会。午前10時〜。先着120人。申込みは町田市イベントダイヤル【電話】042・724・5656へ。

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