町田の特色を活かした郷土色あふれる、個性豊かな食品・工芸品が認定される「町田市名産品」がこのほど決定した。その認定書交付式が8月23日、市庁舎2階市民協働おうえんルームで開かれた。
「町田市名産品」は市民の郷土意識を高めることと、市内商工業の発展を目的として、学識経験者らで構成された町田市名産品等推奨委員会(小口悦子委員長)から認められた商品のこと。「まちだのイチオシ商品」として、「町田市トライアル発注認定商品」や「まち☆ベジ」と一緒にSNSやイベントスタジオ等でPRを行う。これは、市内外への周知と販路の拡大を目的としている。
名産品は2年ごとに認定される。今回で18回目。家具工房KASHOの「町田の木のうつわ」「小野路まな板」(工芸品)や、社会福祉法人つぼみの家町田ゆめ工房の「萌木のゆめ」(洋菓子)など、新たに11品目(3事業所)が加わり、合計で62品目(33事業所)になった。
委員の一人である経済観光部の小池晃部長は「町田市名産品は長い歴史のなかで、徐々に実を結びつつあると思う。観光コンベンション協会やまちだ名産品のれん会との連携も図りつつ、これからも盛り上がっていってくれたら」と所感を述べた。
2014年に初めて名産品に認定された町田焙煎珈琲の岡健司さんは、「名産品に認定されたということは商売を前に進めるきっかけになる。それに加えて、個人的にはこの肩書きを使って『町田』をもっと宣伝し、『町田ブランド』というものを作りあげたいと思っている」と、名産品に関する思いを語った。
名産品は認定事業者各店のほか、市庁舎1階コンビニ「ミニストップ」や町田ツーリストギャラリー(ぽっぽ町田)、町田名産品の店・心和で購入可能。また、認定事業者で構成する「まちだ名産品のれん会」の活動を通じて、市内外へのシティーセールスも行っていく予定だ。
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