連弾でしか出せない独特なピアノの響き
レ・フレールの二人に聞く

　横須賀出身の兄弟によるピアノデュオ「レ・フレールスペシャルコンサート」が６月８日（土）、町田市民ホールで開催される。兄の斎藤守也、弟の斎藤圭土の二人に話を伺った。

――「レ・フレール」について教えてください。

（斎藤圭土）レ・フレールはフランス語で兄弟の意味で、キャトルマンスタイル（１台４手連弾）というピアノ連弾で活動する兄弟のユニットです。

（斎藤守也）２００２年に活動を始めキャトルマンスタイルの可能性を追求しています。オリジナル曲を中心に、和楽器、オーケストラ、ダンサーなど、様々なジャンルの方々とコラボレーションもしています。

――今回の公演についてお話しください。

（守）連弾でしか出せない独特なピアノの響きがあります。レ・フレールサウンドというか、他のピアノコンサートでは味わえない音がある。リズミカルな曲で楽しめるのも僕たちのコンサートの特徴。連弾演奏を聴く機会は少ないと思うので、生演奏の迫力を肌で感じてもらえたらと思います。

（圭）僕らのベストパフォーマンスをお届けしたいと思います。連弾ならではの奏法や楽曲をお楽しみください。また、町田ならではの即興演奏もしたいと思っています。

――町田市での思い出と、本紙読者に向けてメッセージをお願いします。

（守）町田市にあるライブハウスでデビュー前の若い頃に定期的に演奏していたことがあります。お店の方が「記念に」とオリジナル写真集を作ってプレゼントして下さったり、未熟な僕らの演奏をお客様が楽しんで聞いて下さったり、町田市の方々はとても懐が深く暖かい印象があります。

（圭）今回、約４年ぶりに町田で公演できるのをとても嬉しく思います。ぜひ会場でお会いしましょう。他では聴けない連弾パフォーマンスをお届けしますので、世代問わずお楽しみいただけると思います。

（守）今回も昔を懐かしみつつ、町田の皆さまと楽しい時間を過ごせたらと思います。ぜひお越し下さい！

〇レ・フレール　スペシャルコンサート

町田市民ホール

２０１９年６月８日（土）午後４時開演（３時30分開場）。チケットは５０００円（全席指定）。

チケットのご購入・問合せは町田市民ホール【電話】０４２・７２８・４３００またはＨＰより「かわせみオンラインチケット」へ。セブン・イレブンで受取可。