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市内在住木村姉妹 双子が奏でる美しい調べ 鶴川でピアノコンサート

文化

掲載号:2019年5月23日号

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 盲目の双子のピアニスト、市内在住の木村りえ、りさ姉妹による「りえ・りさDuoピアノコンサート2019」が6月7日(金)、和光大学ポプリホール鶴川地下2階ホールで開催される。午後7時開演(6時30分開場)。目が見えないことが当たり前に育った双子姉妹の息の合った演奏で、ハートフルな調べが会場に響き渡る。

 「目が見えなくて不幸に思ったことは一度もない。不便なことはその都度解決していく」。北九州市出身の双子姉妹。音と触感でいろいろなものを覚えていくなか、家にあったアップライトピアノを、頭の上の鍵盤に手を伸ばして弾いた記憶があるという。5歳の頃から親にピアノを習いたいと頼み込み、小学3年でようやく叶った。

 高校まで一緒に進んできた二人。「得意な部分が違っていたから」と、受験科目の関係で別々の大学に進む。姉のりえさんは、フェリス女学院大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。同大ディプロマコース修了。妹のりささんは、国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。個人でも、デュオとしてもさまざまなコンクールでの受賞歴を持つ。「ピアノやほかの楽器を習うのは楽しかった。点字の楽譜を読んだり、先生に音を出してもらったり。音楽には終わりがないから楽しい」と屈託なく笑う。

 現在は町田市内で二人暮らし。「大抵のことは自分たちでできます。ピアノにのめり込むことで何とかなる。そのピアノで悩むこともあるけれど」と笑う。毎日5・6時間、コンサートのためのピアノ練習を欠かさない。毎週日曜日には電車で伊勢原の教会に行く。「そこで知り合った人がいつも手伝ってくれています。チラシを作ったり、会計をしてくれたり。とてもありがたい。今回も地元の人たちのサポートが多いです」。元ガイドヘルパーや、町で見かけて声を掛けてくれた人もいる。「不便なことは自ら声を掛けちゃうんです。支援してください、と」とニコリ。

 今後も目の前のコンサートを1回1回続けていく。「たくさんのお客さんに聞いてもらい、また来たいと思ってもらいたい」。周りの人の支援を受けながら、周りの人たちに癒しと自分たちの不便さへの理解を与えていく。チケット2000円、問合せは、前日までは【電話】042・728・5933りえ・りさDuoへ。当日は【携帯電話】090・3342・0607佐藤さんへ。

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