市内2カ所目となる病児保育室「おおきな樹」が10月1日(火)、町田駅にほど近い原町田に開設される。同保育室では都内でも東大和市で1施設しか取り入れていないタクシーでのお迎えサービスも取り入れる。
病児保育室は子どもが病気で集団保育に預けることができず、保護者らが仕事などの都合で家庭での保育が困難な場合に、保護者に代わって、看護士や保育士が病気の子どもの世話をする場所。
市ではこれまで2002年に開設された林クリニック病児保育室1施設のみで対応してきた。
新たに10月1日に開設する病児保育室「おおきな樹」は1942年から原町田で3代続く稲垣耳鼻咽喉科医院(稲垣康治院長)に併設される。
稲垣院長は「医院の建て替えを機に、地域で足りないことや自分にできることで何か地域に手助けをしたかった」と、市に病児保育室の開設を提案したという。
また同保育室ではと都内で2カ所目となるタクシーを利用したお迎えサービスも取り入れた。
このお迎えサービスは、市内44カ所の認可保育園や幼稚園などの施設に通う園児らを対象に行うもので、施設で園児らが体調を崩した場合に「おおきな樹」からタクシーで保護者に代わって看護師が迎えに行き、「おおきな樹」で保護者の迎えを待つことができる(小学生の利用は不可)。
対象は町田市と八王子市在住の1歳から小学2年生までで利用には事前登録が必要。料金は2千円(昼食代など別途負担)。定員は1日4人で原則、前日までの予約制(ウェブ予約可)だ。
なお9月29日(日)には、建て替えた新病院と病児保育室の内覧会を開く。時間は午前10時から午後4時まで(予約不要)。
事前登録手続き・詳細問合せは同院【電話】042・722・3115まで。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|