地域医療を守る――町田市は新型コロナウイルス感染症の最前線で戦う医療機関を支援するために「ふるさと納税」の募集を行っている。医療機関が必要とするマスクなどの医療物資の購入、医療機器拡充による感染者への対応等、感染拡大防止策の取組みを応援。「この難局を乗り切るために皆さまの力を貸してください」と呼び掛ける。
都内では現在も感染経路が不明な感染者が引き続き発生している。「私たちの身近なところにも感染の危機が迫ってきている状況。市としても、ふるさと納税の新たな使い道として、新型コロナウイルス感染拡大防止策の取組みを支援する事業を立ち上げました」と石阪丈一町田市長。
この取組みには市民から寄せられた「頑張ってくれている医療従事者に対して自分たちに何かできることがないか」という多くの声もきっかけの一つだと財政課の担当者は話す。また、市民が市にふるさと納税を納めることができる点を知る機会にもしたいと考えている。5月15日から始めたガバメントクラウドファンディングは、地方自治体がプロジェクト実行者としてインターネットを通して世の中に呼び掛け、共感した人から資金を募る仕組みだ。従来のふるさと納税と違い、返礼品目的ではなく、地域を応援するプロジェクトに共感した人から寄附金を集めることができる。
14日にチラシ配布
ふるさと納税はインターネットの検索サイトで「町田市 地域医療を守る!」で検索し、「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング」のページへアクセスして申込みを。8月13日(木)まで受付け。6月14日(日)には案内チラシを朝刊に折込み、市民へのより広い周知を図る。問合せは財務部財政課【電話】042・722・3111(代表)へ。
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