まちだの寺子屋プロジェクト代表で寺フェス秋の陣を監修する hiroさん(本名:亀山典弘) 相模原市在住 40歳
やるからにはとことん
○…「寺をもっと身近に、日常のプラットホームに」を求めて仕掛けた寺子屋プロジェクトは、集まる皆の居場所であり、活躍の場。「子どもも高齢者も障害者も健常者もごちゃまぜ。寺で地域コミュニティが育てばいい」と笑顔で話す。寺フェスはここでインプットした知識をアウトプットする場だという。子どもたちにもお金の流れや社会について学ばせる。それに対するフォローが自分の役割。口も出すが、背中で見せる。
○…27歳で仏門に入るも、寺の機能が足りていないと感じた。どうせなら昔の流れを変えてやろう。内部より外部改革。お墓参りが、寺に来るのが楽しくなるような仕組みを考案。フリマを企画し、駄菓子コーナーを設け、寺子屋を始めた。ほどなく賛同者が現れる。やるからにはとことんやりたい。ただ楽しいだけではなく、企画する側にもメリットが出るように。だからイベントではなくプロジェクト。「『仲間』とか『絆』とかは後からついてくる」
○…祥雲寺の長男。中学・高校は都心の学校に。そこでスケートに出合う。負けん気の強い性格。誰よりもうまくなりたいとのめり込む。北海道の大学に進み、アイスホッケーにも努める。「新しいことを始めると自分より優れている人がいっぱい。越えたくなっちゃうんですよね」。格闘技もテニスもとことんやり込んだ。決してプロになりたいわけじゃない。だから試合も見たことはない。すべては自分が強くなるためだ。
○…「結果を出すことが全て」。目の前のことに100%集中する。ノリや付き合いで始めたことも力が抜けない。今後はあまり考えていないが、理想はある。「ここでの活動が全国7万9千ある寺に広がったらいいね」と目を輝かせる。
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