木曽中学校(梶野明信校長)で10月2日、1年生の総合授業を使って「職業講和」を行い、4クラス111人が仕事について学んだ。同校のキャリア教育の一環で、2年生の職業体験の準備となる授業。毎年市内の様ざまな職種の経営者を講師に迎えて「生」の声を聞いている。
昨年に続き講師を務めたのは東京町田ロータリークラブ(堤嘉彦会長)の会員で市内を中心に印刷業や弁護士、建築設計、飲食業など営む8人。各教室に分かれプロジェクターで会社イメージの映像を見せたり、パンフレットを使って説明しながら、現在の職業についた経緯や仕事への思い、やりがいなどを話した。
講師の一人、モリヤ動物病院の森谷孝雄院長は獣医になるきっかけや日頃の病院での活動を話し「将来の目標を作る際に自分が何ができるのか、何をしている時が楽しいのかを考え、できることからコツコツと努力することが大事。途中で目標が変わってもそれは無駄にはならない」とアドバイス。生徒からの「獣医になって大変なことは何ですか」などの質問に、自身の体験を交えて答えていた。同クラブの堤会長は「様ざまな職業を通して仕事の大切さを伝えていければ。色々なジャンルの話が聞けるので、将来の職業をみつけるきっかけになってくれたら嬉しい」と話した。
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