神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2021年7月1日 エリアトップへ

町田ボーイズ 3季連続全国出場へ 東京都西支部初の快挙

スポーツ

公開:2021年7月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
全国出場を決めた町田ボーイズの選手たち(同チーム提供)
全国出場を決めた町田ボーイズの選手たち(同チーム提供)

 硬式少年野球チーム(中学部)の町田ボーイズ(増田宏記代表)が6月20日、青梅スタジアム(青梅市)で行われた第52回日本少年野球選手権大会の東京都西支部予選決勝で世田谷南ボーイズに勝利し優勝、8月2日(月)から大阪市で行われる全国大会への出場権を得た。2020年夏、21年春に続き、3季連続の全国出場は同支部初の快挙。

 5月23日から始まった予選。初戦の相手、東村山中央ボーイズを3対1で下すと、2回戦の八王子桑都ボーイズを8対0、準決勝の東京都市大学付属ボーイズも7対0と敵チームを圧倒。決勝戦は7対0の5回コールド勝ちと、予選を1失点で終え、全国大会への切符を手にした。いずれも先発は2年生エースの大羽達也投手が務めた。

スター選手不在もまとまりのあるチーム

 球数制限がある大会。チームを率いた大池剛監督は「一人では投げぬくことはできません。大羽投手を筆頭に、制球力の高い投手陣が頑張ってくれて主将の村井凌眞捕手(3年)がその投手陣をしっかり統率してくれました」と振り返る。また、全4試合でチームエラーが2つだけという守備力の高さも勝因の一つに挙げた。攻撃面では機動力を活かした攻撃と、クリーンアップがしっかりと役割を果たし、得点を重ねた。「抜きんでたスター選手はいませんが、チーム全体がまとまっています。それぞれがしっかり自分の仕事をしてくれました」

「出る」ではなく「勝つ」

 昨年は代表になりながらも、新型コロナウイルスの影響で開会式一週間前で大会の中止が決定し、涙をのんだ。今春は出場できたものの、兵庫県のチームを相手に一回戦で敗退。この夏に向けて「全国に出ることではなく、全国で勝つこと」を目標に掲げ、チーム一丸で練習に励んだ。自粛中は個人練習に力を入れ、対外試合ができないため紅白戦で試合勘を掴んできた。制限があったからこそ、短い時間で集中して練習に臨めたと大池監督。「まずは大会を開催していただけることに感謝し、出るからには勝ちにこだわって戦ってきます」と意気込んだ。

 予選決勝戦後の表彰式で同支部の川村豊支部長は「3年生や保護者の方にとって最後の夏。町田ボーイズの選手たちには、3季連続で代表になったという自信と、破ってきたチームを背負う重みをもって試合に臨んでほしい」と送り出した。

 全国大会中学の部は8月2日(月)〜7日(土)に開催、全国42支部の予選を勝ち上がった47チームが日本一を競う。会場は大阪府の大阪シティ信用金庫スタジアム、久宝寺球場、花園球場ほか。
 

町田版のトップニュース最新6

全員給食へ整備進む

市内中学校

全員給食へ整備進む

25年度 4つのセンター

5月2日

本町田の歌 盆踊りに

本町田の歌 盆踊りに

今月初披露 普及目指す

5月2日

観光スポットとして定着

原町田七福神

観光スポットとして定着

活性化目指し15年

4月25日

美大生の卒業後 応援

市内画廊

美大生の卒業後 応援

展示 若者に無償

4月25日

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook