任期満了に伴う町田市長選(2月13日告示・20日投開票)に、前東京都議会議員の奥澤高広氏(39)が日本維新の会の公認を受け、出馬することを明らかにした。
奥澤氏は昨年12月24日に自身の事務所で会見を開き、立候補の理由を「町田市への愛と危機感」と述べた。市が抱える課題、特に小中学校の統廃合計画について懸念を示した上で、「地域に開かれた特色ある教育を行うことで、教育移住や子育て世帯増を目指せる」とし、「ピンチをチャンスに変えることが必要」と語った。また、自身の退職金ゼロ、報酬30%カットなど身を切る改革のほか、教育長の民間公募や女性の副市長を据えることを政策に掲げた。
市長選にはこれまで、現職の石阪丈一氏(74)、前東京都議会議員の吉原修氏(66)が出馬を表明している(21年12月25日現在)。
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