免疫力を高めるといわれる発酵食品。ドイツ製法手づくりハム・ソーセージの専門店クロイツェル(成瀬台2の16の2)はこのほど、宮崎県の醤油・味噌専門メーカーと共同開発した「発酵無添加ソーセージ・ベーコン」の販売を開始した。発色剤や決着剤などは使わず、麹菌で発酵させた豚肉を調理・加熱して仕上げた商品で、店主の吉岡学さんは「考案から7、8年。日本では初めての商品化だと思います」と意気込む。
試行錯誤を重ね
大学時代の仲間で、味噌・醤油等の製造会社を営む吉田努さんと共同で、日本の発酵技術を用いた食肉加工品の開発に試行錯誤してきた吉岡さん。同社の大麦麹を発酵させることで、豚肉のタンパク質が分解され、アミノ酸、ペプチド等が増加し肉本来の旨味を引き出すことを発見。また麹が肉の繊維を分解し、柔らかく食べやすくすることにも成功し、化学調味料などを使わずに無添加で仕上げた健康志向のソーセージ・ベーコンの製造にこぎつけた。「将来を担う子どもたちやご高齢者のいるご家庭の食卓で、安心して食べていただきたいですね」と吉岡さん。
購入・問合せは同店【電話】042・725・2231へ。
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