多摩境駅から500m程に位置する片所(かたそ)谷戸。住宅街にありながら毎年、春には絶滅危惧種のタマノホシザクラが咲き、初夏にはホタルが舞う貴重な緑地に、今年もホタルがやってきた。
ホタルの飛び交う片所谷戸とその周辺の自然を守ろうと、地域の町内会会員を中心に1998年に発足した「小山のホタルと自然を守る会」(菅原信明会長=人物風土記で紹介)では毎年、ホタルの発生状況を現在17人の会員が手分けして観察。時刻、天候、発生場所、頭数などの詳細なデータを取っている。今年は昨年と同じ5月28日に初見日を迎えた。
同会では毎月1回、会員が集まり、草刈りや水路の整備などを行っている。菅原会長は「ホタルは町の誇り。持続させることが私たちの使命。水が大切なので調整池の整備などはしっかりやっていきたい」と話す。活動の様子は同会のHPで公開し、年2回ほど発行する会報で公表している。
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