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町田 社会

公開日:2022.09.29

人物風土記関連
川原さんエッセーで大賞
介護職目指した”おいしい記憶”

  • 受賞の盾を手にする川原さん

 市内在住で、ケアマネジャーとして働く川原正路さん(46)=人物風土記で紹介=が先月、読売新聞社と中央公論新社主催のエッセーコンテスト「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください。」の一般の部で、最優秀賞となる読売新聞社賞を受賞した。

 川原さんは初応募で初受賞。『Kさんの漬物』と題した約1200文字のエッセーで、介護職を目指すきっかけとなったエピソードを書いた。内容は、秩父の山奥に1人で暮らす80歳のKさんに、オムツを届けるバイトをしていた大学時代の話だ。「軽い気持ちで応募したので、(大賞受賞に)びっくりしている。これまでに何回も話しているエピソードなので、すらすら書けた」と川原さん。

 受賞式に出席した際、審査員だった作家の山本一力さんの「感動した」の言葉を喜ぶ。

 同コンテストは、キッコーマン(株)の協賛で年に1度開催されている。「食にまつわる、笑顔や優しさ、活力などを与えてくれる思い出やエピソード」をテーマに作品を募集。13回目となる今回は、応募総数5700通の中からキッコーマン賞(1作品)と読売新聞社賞(1作品)、優秀賞(10作品)が選ばれた。川原さんの作品は同コンテストのホームページで閲覧可能。

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