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公開日:2022.10.20

成瀬中央小
22年ぶりの再会呼びかけ
22日、タイムカプセル開封

  • タイムカプセルが収められた場所とそれを記す木碑の前で22年前のPTA新聞を手にする榊原さん

  • 当時の開封式の様子が載ったPTA新聞には「20年後に再会しましょう」の言葉も

 市立成瀬中央小学校(坂西圭子校長)では、2000(平成12)年に当時の在校生と保護者が収めたタイムカプセルの開封式を10月22日(土)に同校校庭・体育館で行う。現在、当時のPTA役員や教職員などを中心に組織する実行委員会では式典の準備を進めると共に、当時の児童や保護者に参加を呼びかけている。

 成瀬中央小学校の校庭南側片隅、飼育小屋の側に埋められたタイムカプセル。「西暦2000年からの発信」と題し2000年6月29日に、当時の児童約500人が20年後の自分に宛てた手紙や作品などを封入した。

 これはその更に20年前、同校の創立1年後の1980年に封入したタイムカプセルを受け継いだもの。同月初旬に開封を手伝った当時の6年生が、今度は自分たちの作品を地中に収めた。

 それから20年が過ぎ、2020年6月に開封を予定していたがコロナ禍で延期に。感染状況や社会情勢を見ながら、今回ようやく開封式を実施する運びとなった。現在、当時のPTA役員らが集まり、タイムカプセル開封に向けての準備を進めている。

 当日は午後1時からタイムカプセルが収められたドラム缶を掘り出す。取り出したカプセルはそのまま体育館に移され、午後2時から開封式が行われる。坂西校長、当時の小堀常子校長らの挨拶のあと、タイムカプセルの中身が学年ごとのテーブルに広げられ、当時の児童らに手渡される。受け渡しは午後3時までの予定。

 当時のPTA会長で今回の実行委員長を務める榊原雅美さんは「中身の状態が気になりますが、とても楽しみ。当時の児童たちが現在地元にいなくなっているので、この機会にぜひ集まってほしい」と話す。

 また、当日に参加できない人のために、各学年の保護者からなる学年実行委員が残った手紙や作品を保管し、連絡してきた希望者に受け渡す。

 雨天の場合は翌23日(日)に順延。問い合わせは榊原さん【携帯電話】090・6129・7766へ。

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