サッカーJ2リーグの最終節が10月23日に行われ、今シーズンの全日程が終了。J1昇格に向けた3カ年計画を進めていたFC町田ゼルビアの最終年は14勝9分19敗、勝点51で22チーム中の15位で終わり、昇格は叶わなかった。
シーズン終了後、ゼルビアの監督・フロント陣に様々な動きがあった。20年から3シーズン指揮を執ったランコ・ポポヴィッチ監督、計10年間ゼルビアのチーム強化に携わった唐井直ゼネラルマネジャーの退任に続き、24日には大友健寿代表取締役社長の退任も発表された。新社長兼CEO(最高経営責任者)にはゼルビアのオーナーを務める(株)サイバーエージェント社長の藤田晋氏が就任。大友氏はクラブアドバイザーになる。また下川浩之取締役会長も退任し相談役に、土方周明監査役も退任する。
藤田氏は「18年にサイバーエージェントが経営に参画してから4年が経ちました。この間にスタジアム、練習場、クラブハウスとJ1で戦える体制はもう整っています。これまで培ってきたゼルビアらしさを大切にしつつも、よりスピードアップ、スケールアップをしていくつもりです。強く愛されるクラブを目指していきます」とコメントを寄せた。
ゼルビア後援会の深澤勝会長は「今回退任される方々には長い間お疲れさまでしたと伝えたい。新体制になり、来期も引き続き、J1昇格のために一緒に頑張っていく。藤田新社長の手腕にも期待したい」と話し、ファンやサポーターに変わらぬ応援を呼び掛けた。
また、スタジアムDJとして17年間にわたりチームを盛り上げてきた和田タスク氏も10月19日のホーム最終戦を持って退任。同試合後にはセレモニーが行われた。
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